2014年04月23日

船の中で

韓国の修学旅行生を乗せた船が沈没して
一週間になりました。本当に痛ましい事故です。

あの船の中に私の知り合いが乗っていたということがわかったのは
一昨日でした。
2年1組担任のユ・ニナさんです。日本語の先生です。
笑顔が最高にステキで真面目で本当に魅力的な先生です。
3年前の教師研修でお会いしたのですが、
私が担当した演劇活動に加わり、発表当日は男装をして格好良く
演技もとても上手でした。

成績優秀者が参加できる日本での研修にも参加し、
一昨年は日本でも会い、昨年は韓国で、同期の仲間たちも一緒に
食事をして、そのあと、喫茶店でコーヒーとお菓子を食べながら長い時間
話をし、笑いまくって楽しいひと時を過ごしました。

ニナちゃん(当時一番若かったのでこう呼ばれていました)の笑顔を思い出す度に悲しくなって
涙が止まらなかったのですが
母に泣きながらその事を伝えに行くと、
しばらく黙って聞いていた母が
「そんな時に悪いんだけど」
私「?」
母「炊飯器の予約の仕方教えてくれる?」
私「え、今?」

仕方がないので
「お母さん、何度目かな」と言いながら
「このボタン押してみて」と一緒に予約を完了しました。

辛くて辛くて仕方がなかった気持ちが
ちょっとほぐれて
泣いてばかりいては仕方がない。今はニナちゃんが戻って来られるように
奇跡が起こるように祈る!と気持ちを少し切り替えることができました。

同時期に韓国の先生からのメールに
「時間が戻るように思っても、、、自分に何もできないことがもどかしい、、、」などなど書いてあり、
最後に
「せめて死体が戻るように、、」と書いてあり、
なんて直接的な表現!と思い、この時もちょっと気持ちがほぐれました。

この文を書いていても
押しつぶされそうな気持ちに変わりはないのですが、
今は、いっときも早く家族のもとに返してあげたい、
そして、まわりがいくらもうだめだと言っても
奇跡が起こることを心から祈っています。








posted by こおに at 13:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。